みなさん、こんにちは!
かわな行政書士事務所・行政書士補助者、日本語教師の川名 黎です♪
本日は、日本語における「誤用」について考えたいと思います。
…といっても、専門的な知見による堅苦しい考察ではなく、
そもそも「誤用」ってなんだろう?という点についてお話したいと思います^^
みなさん、「誤用警察」って聞いたことありますか?
インターネットで目にする俗語ですから、ご存じない方も多いかと思います(^_^;)
私もたまたま目にした言葉ですが、どうやらインターネットやSNS界隈で、
日本語を誤って用いている投稿などについて指摘する方々の俗称だそうです。
(あくまで私個人の解釈です!笑)
け、警察…怖い!!何もそこまで取り締まらなくても(>_<)
と思ってしまったのは、私だけではないですよね!笑
誤用警察なる方々も、きっと様々な思いの方がいらして、
単に日本語への愛着であったり、日本語母語話者としての矜持であったり…
もしかしたら、ただ細かなことに気の付く性分且つ言わずにいられない性格であったり、
そもそも「誤用」に対して云々というより、投稿者あるいは投稿内容に反する意思の表現手段かもしれません。
でも、よく考えてみてください。
日本語の「正解」って、なんだと思いますか?
広辞苑に準拠している言葉?
マスメディアで広く用いられる言葉?
国語教師・日本語教師が教える言葉?
とても月並みな表現になりますが、
私は「正解」なんてあってないようなものだと思っています。
もちろん、言葉の意味や用法を調べれば形式的な答えは出てきますが、
それも長い歴史の中で変容し、今この瞬間にも定義が改訂されようとしているかもしれないものです。
また、その答えを目にした人が、どのように解釈して理解するかは自由なはずです。
確かに、教科科目としての「国語」や、校閲・出版関係の職業の方がお仕事で扱う「日本語」など、
一定のルールに則らなければならない場合もあります。
私も、作文指導を行う際には、不本意ながら「より加点対象となる形」に整えるよう指導したりもします。笑
しかし、一般的なコミュニケーションや表現活動においては、
「意味が伝わること」と「意図を汲むこと」の両輪が大切であり、
その言葉や表現の用法の正誤は、さして大きな問題ではないと思っています。
もっと言えば、人によって正誤が異なるという「揺らぎ」こそ言語の面白さであると感じています。
明らかに注意力不足の頻繁な誤字脱字や、
内容が真逆になってしまうような誤用は確かに気を付けなければなりませんが、
そうは言っても、誰しも必ずうっかりしてしまうことはありますので、
皆が寛容な心と多様な視点で「日本語」を楽しめるようになったらいいなーと思っています♪
エステートくんはおしゃべりが大好きです!
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました☆★