コラム2~自然と空気について~

 いつもお世話になっております。相模原の行政書士、かわな行政書士事務所の川名です。
本日はコラム第2弾でございます。

 それでは、はりきってどうぞ!

 日本という国は、住んでいる人のそのほとんどが自然と理解できているように、場の空気というものが重んじられます。私個人としては、この空気は決して嫌いなものではないし、寧ろ大事だと肯定する立場の人間です。よく空気を読まない生き方を!なんて言われる方もいらっしゃいますが、逆に空気を意識しているからゆえの発言ではないかと勘繰ります。
 空気論は本日のテーマとしてはそれ程関係のないことですが、先日夜に家の近くの16号をウォーキングしているとき、路肩の草むら(草むらというよりちょっとしたジャングルに近いような場所)に親子でカブトムシを捕まえているところを見ました。夜にライトで明るく照らし、太い木を一生懸命探している光景から察するに、カブトムシかクワガタなのではないでしょうか。
 私といえば子どものころ、決して虫は好きではありませんでした。どちらかといえば嫌いでした。バッタもカマキリも正直どうでも良かった方の部類です。しかし、子どもである以上、ある程度昆虫を好きでなければならないのです。子どもでカブトムシやクワガタが嫌いなんて発言したものなら、すぐにでもいじめが始まってしまうと言っても過言ではないでしょう。まさに、子どもの世界にも空気というものは存在するものです。
 さて、子どもの頃はそんなイメージでしたが、40過ぎたおっさんが、親子で昆虫採集をしているところを目撃するとなぜか素晴らしいものに見えてしまうものです。とはいえ、これからカブトムシやクワガタを家で飼うかといえば、それは断固として反対するでしょう。それでも、そういう光景を見るとなぜか優しい気持ちになるものです。

 忘れておりましたが、6月の頭に神奈川県三浦市の小網代の森で蛍を鑑賞しました。私は文学者ではないので、この蛍の素晴らしさを文章で表現することはできませんが、思考をすることができる人間に生まれた以上、一度は見た方が良いということは間違いありません。くだらない大人の駆け引きや、しょうもない利益を追い求める日々を生きている我々現代人にとっては、とても有意義な時間となることでしょう。

 みんながみんな同じではありませんが、皆さん、どうか疲れた時は自然に囲まれてみてください。ゲームするのも良いですが、どうせなら森や湖の畔でゲームをしてみてください。SNSも大自然の圧倒された場所でやれば、誹謗中傷はなくなるのではないでしょうか。

 本日は2回目にしてかなり内容が薄くなっておりますが、人間にとって自然はとても大切な存在だということを少しでも知っていただけたら幸いです。どうか、そんなもん知ってるよと言わず、思いっきり騙されて自然に囲まれてみてください。少しでも今抱えていることがどうでも良くなれば幸いです。